いろいろなんでも


by ikeday1
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6カ国協議再開

遂に6カ国協議が再開される。なんと1年1ヶ月ぶりの開催である。北朝鮮は、この中断の間に核兵器の保有を宣言し、当初の6カ国協議のテーマであった、「北朝鮮による核兵器保有の阻止」は実現できなかった。では、今再開される協議の目的は何か?「北朝鮮の核開発技術の破棄」である。つまり、軍事的であれ、平和的であれ、北朝鮮に核関連技術を保有させないことである。はっきり言って、北朝鮮があきらめなければならない要素は増えているにもかかわらず、その見返りは以前から変化していないため、今般の協議もうやむやで終わる公算が大きい!

今回の協議再開には米国がある一定の譲歩を示したというのが通説である。その内容とは、米政府高官が金正日主席を危険な人物であると評したり、北朝鮮を圧政国家としたことが、最近では「ミスター」と呼び始めたことが報道されている。これが、その譲歩かぁ?実質的には何も変わっていないだろ!また、大きな要素としては、韓国が北朝鮮よりの態度をますます明確化して、米国に対して「北東アジアのバランサーとしての役割を担う」と明言したことだ。これは、「米韓同盟の意義をある程度棚上げして、世界各国が北朝鮮に対して圧力をかける場合には、韓国がその圧力を和らげ、北朝鮮の立場を擁護する。」という意味に他ならない。明らかな造反行為である。北朝鮮にしてみれば、6カ国しか存在しない協議の中で、これまで、中国しか味方はいなかった。しかし、ロシアの態度が不鮮明になり、韓国は明らかに北朝鮮側に立ったことで、なんと6各国中4カ国が北朝鮮側となったことになる。これは圧倒的に有利に映るのだろう。しかし、北朝鮮は誤解しては行けない。この6カ国協議の後ろには北朝鮮サイドが圧倒的にマイノリティな国連がある。今般の6カ国協議が何の結果も現せないようなら、安保理への付託問題が再び浮上する。中国は安保理付託に反対し、今後も6カ国協議を行うと明言しているが、安保理への付託を回避して6カ国協議を継続するためには相当の成果を示す必要があるだろう。中国側にはどんな試算があるのだろうか?

我が国としては、この協議が不発に終わった場合、速やかに安保理付託を提言し、新安保理理事国としてのポテンシャルを明らかにすべきである。
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by ikeday1 | 2005-07-12 07:22 | 日頃の思い