いろいろなんでも


by ikeday1
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選挙と議員

今回の衆議院選挙は「郵政民営化選挙」だと自民党は言っている、一方で民主党は「マニフェスト選挙」にすると言っている。いつも思うのだが、選挙にテーマとは存在するものだろうか?選挙という行為は、人を選ぶことである。衆議院選挙であれば「衆議院議員」を選ぶことだ。その衆議院とは、国会の一つの立法議会であり、もう一つの参議院と比べて優位に立っている、いわば我が国の立法を司る扇の要である。そこでは、ありとあらゆる法律が審議され、立法される。今の日本では政党政治なので、ほとんどの議員は政党に所属し、その政党の中で様々な法律を検討し、ひとつの政策にあまり得意でない者もその政党内にいる得意な者が作った法案に賛成することで政党の持つ「数」をまとめるような機能をする。または、他の政党が提出した法案に対して、反対したりする。となると、選挙にテーマはあまりないような気がする。では、我々有権者は何を基準として候補者を選べば良いのだろう?

ある選挙区で、複数の政党が候補者を立て、それぞれの候補者が得意とする分野が違う場合、有権者はどのようにその投票意義を見いだせば良いのだろうか?例えば、ある候補者は「外交」が得意であり、ある候補者は「福祉」が得意ならば、両者の論点はすれ違い、どちらが国会議員としてふさわしいのかを選ぶことは難しいだろう。結局は自分が支持している政党からの候補者を選ぶことになるのだろう。

最近の流行に政権公約、いわゆる「マニフェスト」があるが、これとて、政党内の全候補者が賛成している訳ではないようだ。例えば民主党内においても民主党のマニフェストに書かれている「郵政は民営化することなく改革する」やり方より、民営化してしまった方が良いと考えている候補者は少なからず存在する。自民党においても、「郵政を民営化する」というマニフェストを掲げて選挙に勝っても、ご覧のように採決で反対する議員もいたりする。だとすると、マニフェストにさえ十分な意義があるとは思えない。

では、候補者それぞれに自分のマニフェストを提示してもらうやり方が良いのか?現在の政党政治の状況で、自党の掲げるマニフェストと内容の異なるマニフェストを許容できるのだろうか?公認を失い、応援も得られない選挙戦を戦う結果となる恐れさえあるために、結局は所属政党のマニフェストと同様な者になってしまい、意味がなくなることは容易に想像できる。それゆえ、自分の本当の思いはひたすら隠して、党のマニフェストだけを主張して選挙に臨んでいる者がほとんどであろう。結局あやふやである。。。

自分の所属する政党の掲げるマニフェスト内で「外交」に関する部分は賛成できるが、「福祉」の部分では反対な者が、ある選挙区の候補者となれば、その政党の「福祉」の部分に賛成するためにその候補者に投票した場合は、裏切られたと思うだろう。それならば、法案ごとに国民投票を行い、これを決議とする直接民主制のようなやり方はどうだろうか?議会制民主主義を否定することになるのだが、国民の持つ意見を効率よく反映させるためには良いやり方のようでもある。技術力もこのようなことができる程度までは発展しており、不可能ではないはずだ。民主主義は「とてもエネルギーが必要で、高くつき、決して効率的なやり方ではないが、他のどのやり方よりも少しだけ優れている」と言われるが、全ての法案決議を国民投票で決めるような直接民主制を取った場合、首尾一貫した政策は取れないこととなり、激動の現在国際競争社会を生き残ることは困難となるに違いない。また、マスコミが絶大な権力を有することとなり、マスコミが国家意思決定機関に組み込まれ、そこで働く者が、新たな権力者となるだけである。

前回のように、マニフェストを初めて掲げて戦った選挙でさえ、そのマニフェストをないがしろにする行動のために衆議院は解散され、マニュフストで選挙をしたって何も変わらないことが明確となった。「郵政民営化選挙」と限定した場合、他の分野の政策はとりあえずマニフェストを読んでくれということで判断することになると思う。なんせ、「郵政民営化に反対か賛成か」を問う選挙というのは非常に分かりやすい。国民の関心も高くなっており、投票率も上がりそうだ。

私自身は、民主党はの掲げる「中国/韓国様の言う通り」政策がいやなので、自民党を支持している。では、造反者たちはどうかと言われれば、「裏切り者たちは議員であるべきではない」と考えているので、小泉自民党を支持することになる。共産、社民、公明など、問題外。やはり、候補者ではなく、政党で選んでいるようだ。

いずれにしても、皆さん、選挙には行きましょう。9月11日です。
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by ikeday1 | 2005-08-27 14:55 | 日頃の思い