いろいろなんでも


by ikeday1
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映画「蝉しぐれ」

b0050317_2023920.gifネタバレを含んでいますので、未だ見ていない人は遠慮された方が良いと思います。

これはいい映画だ。藤沢周平の小説「蝉しぐれ」は何度読んだかわからない。その度にさわやかな読書感を与えてくれる希有な作品であると思っていた。ちょっと前にNHKで放送されたのを見て、結構良い感想を持っていたのだが、この映画はそれを上回っている。監督/脚本は黒土三男氏であり、なんとNHKのドラマでは脚本を書いている人だ。原作に非常に近い作品としているもので、テレビよりも一段と深い人間描写があり、最後のお福との対面シーンなど、実に素晴らしい出来映えである。見た後でなんかぼぉ〜っとしてしまった。

ただ勘弁して欲しかったのが、キャスティング。親友で、福と子供の救出にも一役買う小和田逸平にふかわりょうはないだろう?また、学者として少年時代に彼らとはなれて江戸に行く与之介が今田耕司はないだろう。。曲がりなりにも藩一の秀才役だぜ?なんで、お笑いを使うかなぁ??それが非常に不満である。更に言うと父の助左衛門も緒形拳ではちょっと年を取りすぎているように感じた。テレビの勝野洋は迫力もあり、より適役だったような気がする。柄本明はテレビでは横山家老役だったのが、映画ではその手下役となっていたが、相変わらずいい味を出している。

時代劇を映画館で見たのは本当に久しぶりだ。SFX山盛りのハリウッド映画も楽しいが、こういうのもいいものだなぁ。。
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by ikeday1 | 2005-10-10 20:03 | 映画