いろいろなんでも


by ikeday1
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ブッシュ大統領の京都演説

来日したブッシュ大統領が京都において外交演説をした。その中では戦争敵国同士だった我が国と米国が今日に至り揺るぎもない同盟関係を築き、自由主義国としてその繁栄を享受している事、韓国、台湾とともにアジアにおける自由主義の拡大に重要な責務を果たしている事を強調している。特に重視したい点は米国は自由主義を侵すものに対して断固として戦う事を示し、そのパートナーとしての日本をこれまでにないほど重要視していることである。

アジアの国際政治日程にはブッシュ大統領も参加したAPECの総会をはじめ、WTOの総会も来月香港で行われる。更には米国が参加しない東アジアサミットがマレーシアで行われる。世界の注目はアジアに集まっていると行っても過言ではない。そんな中、米国大統領が今後のアジア外交戦略について日本の京都で演説を行った事は大変意義がある事だと考えている。なぜなら、米国はその権益の代表として日本を選んだという事だからだ。これらの外交日程の立役者は中国である。韓国はあきらかに中国に寄り添って来ているし、他のアジア諸国も安保理常任理事国で核兵器保有国の中国の権益を全く無視した戦略はとれない状況である。この演説は米国がアジアを中国の庭としない事を宣言し、その代表に日本を選んだとも考える事ができる。

我が国は首相を靖国神社に参拝させ、特定アジア国と一線を画した戦略をとる事を宣言した。更に、特定アジア国はAPECの共同宣言に6カ国協議の進展を盛り込ませる事に反対し、北朝鮮に対する国連の人権批判決議に反対したり、棄権したりした。これらの事実を俯瞰すると、特定アジアを軸とする枢軸態勢と米国、日本を軸とする自由主義国との政争がアジアを舞台として巻き起こっていると見るのが正しいだろう。こういった視線から見れば、APECで小泉首相が特定アジア国と冷淡な対応をした事はなんら問題はない。APECでの麻生外務大臣はベトナム、韓国、豪州、米国、ロシア及びマレーシアの各外相と個別に会談を行っており、活発な外交を展開している事からも、我が国の外交が孤立感を漂わせるといった論調は不必要に靖国神社参拝を問題視するための下衆の勘ぐりにしかならない。
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by ikeday1 | 2005-11-19 11:03 | 日頃の思い