いろいろなんでも


by ikeday1
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人民虐殺の東アジアサミットへの影響

中国は東アジアサミットの開催に先立ち、靖国問題を特定アジア国とASEAN各国との共通問題とすべく躍起になっている。勿論、「靖国参拝を非難するのは特定アジア国だけ」という麻生外相の発言に危機感を持った中国が、ASEANに中国よりの姿勢をとるように強要する魂胆からの行動である。この運動はまもなく開催される東アジアサミットで、東アジア共同体の主導権をとりたい中国と、中国に主導権をとらせまいとする我が国、インド、オーストラリアなどの対立が軸になっている。当然、中国が主導権をとる事になれば、中国共産党が東アジアの盟主となって、各国の首を締め上げる結果となるのは目に見えており、自由主義国の主導による共同体構築が世界の潮流である事は論を待たないであろう。いまいち、ASEAN各国の動向が不透明であり、中国の主張が受け入れられているのか、冷たくあしらわれているのかがわからないものの、麻生外相は東アジアサミットにおける首脳宣言案で「我が国の主張が取り入れられた」と述べている事から、歓迎すべきベクトルを持っているものと受け止められる。

我が国としては、中国による靖国神社参拝問題の拡大化を図る運動に対して、大きな反発を表明すべきである。中国における人民虐殺事件というとっておきの事件が発生した今、この事件を利用して、東アジア共同体構想の中での中国の発言権を弱める論陣を張らなければならない。「靖国の問題を非難する中国共産党政府は、自国民を虐殺しておきながら、東アジア共同体内では主導権をとりたがっている。いずれ、中国共産党により東アジア共同体に参加する国々の人民達がどのような目に遭わされるかは想像に難しくない」なんてことを主張したらどうか?

この東アジアサミットは10年来の努力の結晶である。その集約点で中国の国際的立場を決定的に弱めておく事こそ、国益であろう。
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by ikeday1 | 2005-12-11 14:21 | 危機管理