いろいろなんでも


by ikeday1
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共同歴史研究の拒否

米国が提唱していた日米中での歴史共同研究を、中国が拒否した。そりゃぁそうだろう!今、中国は我が国の歴史認識問題が唯一の外交カードで、そこから出てくる首相の靖国参拝問題、歴史教科書問題、在中の旧軍慰棄兵器処理問題などで我が国に揺さぶりをかけている。もし、米国との共同研究で「中国の認識の方がおかしいんじゃないの?」なんてことになったら中国としては外交の重大なカードがなくなる一方で、我が国の空気が反中国へ大きく舵を取る結果となりかねない。勿論、米国がどのような立場を取るかは予測できず、もしかしたら中国側に追い風になるような結果となる可能性もあるのだが、そんなギャンブルに懸けてみる必要もない。

中国にしてみれば、韓国や北朝鮮といった特定アジア国と共同歩調を取って我が国に圧力をかけ、あらゆる外交、民間の交渉を有利に進める事が大切であり、我が国との歴史認識問題を解決する必要などない。むしろ、問題が混迷する事によって国内の目が粗雑な政治状況に向かない事にすることが大切なのである。

現在、米国は共和党政権であり、あと、2年あまりはこの状況が続く。共和党にしてみれば、中国は敵性国家で、我が国との共闘を持って中国の覇権に立ちふさがるという政治姿勢である。中国はこのような米政権のもとでの共同研究は中国に取って不利であると判断したのだろう。中国側では「東アジアは特殊」との主張をしているようであるが、「東アジアでは特定アジア国が対日歴史認識問題で日本を打倒する事が『基本姿勢』であり、この問題に他国が参加し、歴史を客観的に判断されては困る。」という事なのであろう。まさに、「特殊」なのである。歴史は勝者が作るもので、客観的な研究、認識には百年以上の時間が必要であると言われる。中国の言動には論理性は感じられないが、政治的には全く理にかなったものであると感じた。
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by ikeday1 | 2006-01-25 07:15 | 日頃の思い