いろいろなんでも


by ikeday1
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ウェブ進化論

b0050317_7122149.jpgウェブ進化論を読んだ。梅田 望夫氏の著作であり、昨今のウェブ上での進化を描いている。梅田氏は永いことネット進化の中心地であるシリコンウ゛ァレーに住んで、その動きを見続けていたそうだ。その活動の中で考えたことを綴っている。中でも注目したいのは氏の表現力である。「『あちら側』、『こちら側』」、「(≒無限大)×(≒無限小)=Something」などウェブ世界が注目されなければ出てこない概念がちりばめられている。また、Googleの可能性の大きさやその知的な活動を大きく紹介し、「あちら側社会の覇者」との評価をしている。最近Web2.0なる言葉が出ているが、これはなにもソフトウエアのバージョンではなく、あちら側の社会が革命的に変化していることを表すことらしい。で、今後はあちら側を中心とする企業または社会がビジネス界をリードしてゆくのではないかと解いているわけである。

人間の生活はあちら側だけでは成り立たないために、当然こちら側の物を作って行くビジネスが主流である。しかし物やサービスを提供する、または売買する場所があちら側に移ってゆく。。。なんとも壮大な話であり、そのようなビジネスに唯一成功しているのがGoogleだそうだ。このリンクをクリックしてもらえばわかるが、Googleのサイトは非常にシンプルである。ところがこのGoogleが唱える社是は「世界中の知識の再構成」、「世界格差の解消」など素晴らしい物を掲げている。ネット上には公の物、民間の物を問わず巨大な情報があふれている。それも無秩序にあふれている。これを再構成して世界中のネットユーザーに提供しようと言う、悪く言えば「他人の土俵で相撲を取る」やりかたである。こんなことが可能であるならば、Googleの考えていることももしかしたら実現可能かもしれない。注目すべき企業である。

この本にはブログの可能性に関しても書かれている。これまでマスコミに独占されていた2次情報の発信が、単なる個人にも可能となった可能性についてだ。これについては私も何度も書いているが、同じような考え方を「こちら側」の本で読むことには、なんとなくうれしさを感じた。
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by ikeday1 | 2006-03-01 07:12 |