いろいろなんでも


by ikeday1
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海上覇権

我が国の周辺で海軍力が試される事態が引き続き発生した。竹島周辺海域(我が国の領海である)での海上保安庁による海洋調査に対する韓国の反発と、中国による東シナ海のガス田周辺海域(我が国の排他的経済水域を含む)の航行禁止通知である。例えば、保安庁による海洋調査を強行した場合、韓国側は海軍を出して、測量船を強制的に排除する可能性がある。ガス田の方では、そのような航行禁止は無効として、海上自衛隊の護衛艦でも出せば、相手は海軍が出てくるのは間違いない。2つの事案ともに、海上覇権を掛けた争いである。

我が国の場合、「武力による国家間紛争の解決」を憲法で禁止しているので、当該海域に海上自衛隊などの国の船を出して、武力で事態を解決することはできない。どうしても外交による「抗議」が関の山である。相手に取ってみれば組しやすい状況で、我が国からの抗議など聞く耳持たずに、海軍力で自らの意思を我が国に押し付ければ良いだけだ。どうも分が悪い。竹島周辺の海洋調査はできないだろうし、中国は不法な航行禁止を実施するだろう。しかしながら、これが我が国が戦後60年間守り通してきた「平和憲法」の帰結である。

「現在の国際環境では軍事力などは無用の長物であり、話し合いで国益を追求すべきだ」という売国奴達の説得力は地に落ちるわけであり、中韓の軍事力を背景にした暴挙が、我が国の憲法改正論議に油を注ぐことになることは、なんとも皮肉なことである。
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by ikeday1 | 2006-04-17 06:45 | 危機管理