いろいろなんでも


by ikeday1
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イラン核開発問題

イランの核開発問題を巡り、動きが出てきた。イランの核兵器開発に道筋を付けてしまうかもしれないウランの濃縮事業を、国際社会は大いに非難し、国連の安保理が制裁に向け協議を重ねているが、常任理事国の中国やロシアが強硬に反対している。中国の背景には11兆円規模の大規模な原油/天然ガス開発事業に投資し、中国の「イラクのような国際社会からのけ者にされかねない国からエネルギーを取得」する政策を進める思惑が露見した。中国外交官は強硬で、「米国が、イランが中国に石油を売ることを妨げるのなら、米国は同じだけ石油を売ってくれるのだろうか」などということを言い始めている。安全保障理事国としての正義感などみじんも感じられない言動である。我が国は大きな原油権益をイランから取得しようとしたものの、核問題に絡んで、その考えを断念している。

こうした安保理における不一致は、国連をますます機能不全にし、国連不要論に結びついてくる。このようにあからさまな不協和音はイラク戦争開戦時のフランス/ドイツの造反から発生したもので、我が国ではマスコミが彼らの動きを歓迎したことは、国連のますますの機能不全を誘発してしまう結果となった。当時、「フランス/ドイツの造反を国際協調を乱す利己的なもの」と批判した者もいたものの、あまり顧みられることもなく、安保理常任理事国の離反は加速度的に大きくなっている。それでも国連を神様のようにあがめる者は、フランス/ドイツの行動に賛意を表す者が中心となっているのだから救いがたい。個人的な考えであるが、そろそろ国連に代わる新たな国際秩序を構築する必要が有るのではないだろうか?米国は「中国やロシアの抵抗で今後の安保理協議が不調に終われば、欧州や日本など同盟国を中心とした制裁に動く可能性を示唆」するなど、ますます国連離れが進んでいるようだ。

中国のモラルなきエネルギー取得政策は、世界中の原油価格高騰を招き、中国のイメージを悪くさせるだけでなく、経済的にも中国の強大化を懸念させる雰囲気が浸透しつつ有る。まさに、「悪の巨大帝国」の登場である。中国国内では富の再配分が官僚の腐敗により実行不可能であり、エネルギーを取得し、経済的に大きくなればなるほど国民の格差は広がり、国内は不安定化する。巨大な経済力と軍事力、更には核兵器まで備えた巨大帝国が国内に不安定を抱えた場合、戦争が始まる。我が国に手を出せば、米国が黙っていないので、世界大戦となる可能性が有る。たぶん中国はそこまで馬鹿ではないだろう。モンゴル辺りが危ないのでは。。。。
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by ikeday1 | 2006-05-01 10:40 | 危機管理