いろいろなんでも


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中国軍空母配備

b0050317_11242692.jpg中国の覇権国家への挑戦が顕著になってきている。何と、航空母艦の配備である。産經新聞によると2年後に空母戦闘群を配備すると米国の雑誌が報道しているほか、米議会の公聴会でも空母の配備が確実視されているとの分析も有り、その蓋然性は増大している。

もしこれが本当なら、極東地域から東南アジア、太平洋州方面に対抗できる軍事力は存在しないことになり、中国の軍事力を背景にした悪の巨大帝国確立は着実に前進することになる。中国脅威論を否定するような勢力には重々再考してもらいたい。「脅威」とは能力と意図だと言われる。これまでも核兵器を有する中国の軍事能力は十分に脅威のレベルにまで有ると中国脅威論を否定する者達も認めているが、中国脅威論否定者達は「中国には意図はない」と主張する。現在までは確かにそのような観測も可能であったために、中国は脅威でないと言ってきた。しかし、彼の国は民主国家ではない。どんな者が主席に選ばれるのか、国家戦略を論じるのにどんな議論がされているのか全く不透明である。こんな国では、国家の意図など一日にしてころっと変わってしまうものだ。更に、航空母艦のような攻撃兵器を装備すると確言するようであれば、国家意思として、純防衛的な軍事力を攻撃的なものに変更したと表明するようなものである。また、軍事関係費が不透明な国家なので、空母がどれだけ準備できているのかも分からず、完成直前になって慌てるという事態にもなりかねない。となれば、中国を脅威と位置づけ、その準備を怠らないようにすべきなのである。防衛力は短期間には構築できない。特に、我が国のような民主国家であれば、防衛力整備の透明性が重視されるだけに、長い期間が必要である。

もう一つ。中国に好きなように軍事力の整備をさせないように、軍備管理の枠組みが必要だろう。我が国周辺の自由主義国家、オーストラリア、ニュージーランド、インド、タイなどとの連携を組んで、我が国主導で枠組みを構築する。この枠組みを利用して中国にその軍事関係費を透明化させ、「攻撃的兵器は持たない」との合意を取り付けさせる。できれば、核軍縮も推進できれば良いだろう。国際的枠組みは言い出しっぺが得をする構造になっているようなので、我が国が言い出せばきっと我が国の国益に通じるに違いない。外務省さん、ご一考を。。
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by ikeday1 | 2006-05-03 11:28 | 危機管理