いろいろなんでも


by ikeday1
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竹島その後

韓国の金ヨンソク・梨花女大学法学部教授が我が国の竹島海洋調査を国際法違反だと決めつけた。

金ヨンソク教授は基本的には正しい。しかしちょっと待って欲しい。
246条には3項以下が有る。これによると、「専ら、平和的目的で、かつ、すべての人類の利益のために海洋環境に関する科学的知識を増進加させる目的で実施する海洋の科学的調査の計画については、通常の状況においては、同意を与える。」となっており、沿岸国(この場合は韓国)は認めなければならないのではないか?
金教授よ。我が国の保安庁にだって、国際法の権威はいるのだよ(多分)。そのような国際法違反を堂々とやろうなんて、我が国の官僚が思うわけないだろう!

そもそも、竹島は我が国の領土であるのだから、このような国連海洋法を持ち出すまでもなく、海上保安庁の措置は国際法に違反しているわけもないのだが。。。
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【寄稿】 日本の独島海域調査は国際法違反 (金ヨンソク・梨花女大学法学部教授/国際法)

去る4月18日、日本の海上保安庁所属の測量船2隻が独島周辺水域測量に出発したことで高まった韓日間の緊張は、外務次官同士の合意によって一旦解消された。この事件で日本は、自国の行為に国際法上の問題は無いと主張したが。筆者は日本が国際法に違反したと考える。

第一に、もし日本が調査を強行したら、日本は韓日両国が互いに当事国として守らなければならない1982年の国連海洋法条約に違反したことになる。条約第246条2項は、「排他的経済水域(EEZ)内およびと大陸棚上の海洋科学調査は、沿岸国の同意を得て実施する」と規定している。したがって日本が、日本のEEZとの境界が一部未確定である部分があっても我が国のEEZにあたる水域も含まれうる水域で、我が国の同意を得ないで海洋科学調査をすれば、これに違反することになる。

第二以降略

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246条を付記しておく。東京大学東洋文化研究所 田中明彦研究室ウエブページより

第二百四十六条 排他的経済水域及び大陸棚における海洋の科学的的調査

1 沿岸国は、自国の管轄権の行使として、この条約の関連する規定に従って排他的経済水域及び大陸棚における海洋の科学的調査を規制し、許可し及び実施する権利を有する。

2 排他的経済水域及び大陸棚における海洋の科学的調査は、沿岸国の同意を得て実施する。

3 沿岸国は、自国の排他的経済水域又は大陸棚において他の国又は権限のある国際機関が、この条約に従って、専ら、平和的目的で、かつ、すべての人類の利益のために海洋環境に関する科学的知識を増進加させる目的で実施する海洋の科学的調査の計画については、通常の状況においては、同意を与える。このため、沿岸国は、同意が不当に遅滞し又は拒否されないことを確保するための規則及び手続を定める。

4 3の規定の適用上、沿岸国と調査を実施する国との間に外交関係がない場合にも、通常の状況が存在するものとすることができる。

5 沿岸国は、他の国又は権限のある国際機関による自国の排他的経済水域又は大陸棚における海洋の科学的調査の計画の実施について、次の場合には、自国の裁量により同意を与えないことができる。


(a) 計画が天然資源(生物であるか非生物であるかを問わない。)の探査及び開発に直接影響を及ぼす場合

(b) 計画が大陸棚の掘削、爆発物の使用又は海洋環境への有害物質の導入を伴う場合

(c) 計画が第六十条及び第八十条に規定する人工島、施設及び構築物の建設、運用又は利用を伴う場合

(d) 第二百四十八条の規定により計画の性質及び目的に関し提供される情報が不正確である場合又は調査を実施する国若しくは権限のある国際機関が前に実施した調査の計画について沿岸国に対する義務を履行していない場合
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by ikeday1 | 2006-05-08 21:36 | 危機管理