いろいろなんでも


by ikeday1
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

戦えマスコミ

新潟中越地震に関して、「大挙して押し掛けたマスコミの人間達が不足している援助食料を横取りしている」とか、「地震で崩れてしまったために細くなった道路に、無遠慮なマスコミのでっかい車が駐車しているために緊急車両通行の妨げになっている」等の「マスコミは邪魔なんだよ」議論がblogを中心に高まっている。特に、有名なblogである「週刊!木村剛」では、著者本人のみならず様々なブロッガー達が新潟中越地震におけるマスコミ関係者の傍若無人さについて大々的に批判しているだけでなく、権力者としてのマスコミ、「公器」としてのマスコミ(僕はマスコミが公器である等とは思っていません)、などのいわゆるマスコミ論が戦われている。更に、マスコミ側にいるジャーナリストからは反論が寄せられたりと、議論が沸騰しており、非常に興味深く拝見しているところである。しかし、大勢としては,「マスコミ鼻持ちならん」側の勢いが強く、同様な立場を取る私としては楽しく読んでいる状況だ。

ジャーナリスト側の反論は、「木村氏のblogに書かれているマスコミの行動は2chからの情報で、信憑性に欠け,そのような情報をパワーブロッガーである木村氏は書いてはいけないのではないか」との論調だが、確かに2chではそのような情報が乱れ飛んでおり、木村氏がその情報に基づいて自らの記事を書いた事は本人も認めている。しかし、マスコミ側は時々2chで話題になっているネタを利用して、「2chはデタラメ」であると決めつけ、「2chは嘘だらけ、大衆はマスコミを信じるべき」キャンペーンをやっているのだから、自らが2chで大々的に非難されたら、自らの番組,記事などでその件について説明,反論する必要があるんじゃないか?私は今回、そういった反論をマスコミが行わない事実こそが、正に「2ch情報が正しい」という根拠になると考えている(この件に関してですよ)。どう考えても、現地にいる報道スタッフが自らの食料を持って行くわけはなく、援助の食料をくすねているだろうし、放送局のバンは救助活動に当たっている緊急車両にはおかまいなしにどこにでも駐車しているだろう。そのような行為を、「マスコミは高度な公共性を有するが故に、何をやってもOK」といつもの論理で正当化するなら、そういう内容を放送してみろ!反論してみろ!戦ってみろ!この場合、どんな理屈をつけても、世論に勝てるわけがない!勝てる見込みがない事をマスコミがやるわけもなく、また、このような情報が放送されない限り大衆の大部分はこんなことが起こっている事を知る事もない。だから、blogが重要視されるのだろうし、木村氏のように「頼りないながらもマスコミに一矢報いるメディアである」との論評をするのだと思う。

blogの人気は上昇するばかりであり、この風潮はきっとマスコミのありようを変化させる事になるだろう。もはや、「情報を配信するだけのメディアは金にならない」との意見もあるくらいで、更に、様々な情報に対する意見はblogに代表されるように無料のメディアが担うようになるのかもしれない。大マスコミの権力をそぐためにもblogの発展を望みたいものである。
[PR]
by ikeday1 | 2004-11-06 09:36 | 日頃の思い