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いろいろなんでも


by ikeday1
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ウリ党惨敗

韓国では5月31日の統一地方選挙で与党のウリ党が惨敗した結果、政治的な嵐が吹き荒れている。勿論、この選挙は地方自治体の長やら地方議会の選挙であるために国会の議席数を左右するものではないく、ウリ党は依然多数与党である。しかし、盧武鉉大統領の支持率が激減している状況での、全国規模の選挙であったため、大統領の信任を掛けた選挙であるとの観測も有った。

そう言った中、盧武鉉大統領は、「こんな選挙の結果はなんてことない。1、2度の選挙で国がうまくいくのいかないの、どの党が台頭するの没落するのというのは、民主主義ではない」との賜ったらしい。素晴らしい!これぞ独裁者の言である。我が国は総理大臣制を取っているために、韓国の大統領制とは事情が違うが、我が国で同じような状況が発生すれば、総理大臣は「事実を厳粛に受け止める」何て事を言い、盧武鉉大統領のような民意を無視した言動は一切行わないだろう。これも、自らが作ったウリ党を基盤にした、自信たっぷりの大統領ならではの言かもしれない。つまり、「俺が大統領でなくなればウリ党なんて存在価値もなく、俺以降の政局がどうなろうとも知った事ではない」という開き直りである。

さて、この選挙で事実上の死に体となった盧武鉉政権であるが、やけっぱちになった大統領の今後の仕事はどうなるのだろうか?私がとっても心配しているのは、盧武鉉大統領が北朝鮮に出向いて、「もはや北と南はゆるやかな連邦制に有る」と共同宣言してしまう事である。近々、金大中が北を訪問する。これって緩やか連邦宣言の根回しじゃないの?もし、大統領と金正日がこんな事を宣言してしまうと、朝鮮戦争は終戦となり、国連軍が朝鮮半島に駐留している意義はなくなる。更には米軍を朝鮮半島から追い出す事ができるようになるのだ。勿論、米韓同盟など不要になり、韓国側から言わなくても、米国が条約破棄する事になるだろう。北朝鮮による朝鮮半島統一も目前となる事態が発生する。

これって、とっても危ないし、東アジアは一気に緊張する事になるだろう。そして、これまでの盧武鉉大統領の言動を見るに、こんなことってやっちゃいそうでしょ?おお。。こわこわ。。
# by ikeday1 | 2006-06-04 09:50 | 危機管理

違法駐車

いよいよ6月から駐車違反が厳しくなる。駐車違反摘発に民間力を活用し、警察官をその他の捜査等に振り分けることになるためだ。その際、これまで30分程度の駐車違反なら見逃してもらえたのが、6月からはそうも行かなくなる。非常に喜ばしい限りだ。

すぐそこに30分300円の駐車場が有るにも関わらず、堂々と駐車違反しているポルシェやベンツ。こういう奴らをことごとく摘発して欲しい。違法駐車のために道幅が狭くなり、すれ違うこともままならないような道や、違法駐車の車をよけなければ行けないために自転車が車道から追い出され、歩道を走らなければならなくなり、歩道のお年寄りや子供に危険が及ぶなど、違法駐車がなくなればどれほど暮らしやすくなるか。。。

問題は、駐車場が足りなくなり、あっちこっち自由に出かけようと思わなくなることかなぁ。。それはそれでどうにかなるだろう。。。駐車監視員の皆さんは頑張って欲しい。
# by ikeday1 | 2006-05-27 10:45 | 日頃の思い

Good Night and Good Luck

Good Night and Good Luck_b0050317_2221763.jpgグッドナイトアンドグッドラック(Good Night and Good Luck)を見た。これからはネタバレになりますので、見ていない人はご遠慮ください。

アメリカのマッカーシー上院議員の「赤狩り」によって、米国民が恐怖に見舞われるのを追及するニュースキャスターを描いた映画だ。これは実際に有ったエピソードだそうで、エド・マローというCBSのキャスターが政府の圧力に屈することなく、米国の伝統や自由主義を訴え続けて、マッカーシーを追いつめてゆく様子が描かれている。マッカーシズムの失敗はあまりにも極端な差別制度を導入し、「疑わしければ排除する」やり方を強要したことである。映画でも出てきたが、「共産党に内部侵入しているFBI捜査官の報告によれば、あなたは共産党員である。」という審問会が行われていたらしい。勿論そこに同席した他の議員からは、「そのFBI捜査官をここに連れ出し、被審問者と対決させなければならない。噂だけで人を排除することなどできない」という意見などが出て、マッカーシーはその力を衰えさせてゆく。「政府から共産党員を排除する」という当時のアメリカでは同意を得やすい環境において、議会が頭に乗りすぎたのだろう。こういう場合、アメリカってのはうまい具合にその極端な路線を修正する対抗馬が出現する。CBSのマロー氏もそうだろうし、そのマロー氏を支え続けた世論もそうだろう。こういうのが民主主義または自由主義ってなもんだろう。マロー氏のコメントなんかもかっこいい。

"We will not walk in fear, of one another. We will not be driven by fear into an age of unreason if we dig deep in our history and doctrine and remember that we are not descended from fearful men, not from men who feared to write, to speak, to associate and to defend causes which were for the moment unpopular. We can deny our heritage and our history, but we cannot escape responsibility for the result. There is no way for a citizen of the Republic to abdicate his responsibility."(ここから転記)

「我々はお互いを恐れながら生きてゆくわけにはいかない。我々は理不尽な理由による恐怖によってコントロールされない。なぜなら、歴史や伝統をしっかり堅持しているからで、恐れるばかりの者や怖くて文書を書けない、または話せない者、その時代の少数意見に組したり守ってやることができない者によって貶められることがないと言う事を知っているからだ。我々は我々の歴史や遺産を否定することはできる。しかし、我々は結果に関してその責任から逃れることはできない。共和制である我々市民はその責任感を捨て去ることはできないのだ。」

どうですか?かっこいいでしょう?こんなことを言えるジャーナリストが日本にいるでしょうかねぇ?

さて、映画の方は、なんと白黒である。1950年代を表現するのに白黒にしたようだが、どうもしっくり行かない。現代の我々を説得する映画を作るのなら、堂々とカラーでやるべきである。題材は非常に立派なのだがどうも姑息な感じがする。ジョージクルーニーが監督をやったらしいが、ストーリーのつめ方も甘いような気がする。ロンハワードならこうなっていなかっただろうな。。。で、マロー氏を演じたのがデビッド・ストラザーンという俳優で、実にかっこいい人だ。以前にも「メンフィスベル」なんかで実に味の有る演技をしていた。私のお気に入りの役者である。映画が終わっても席を立つ人が少なかった。政治的な内容に衝撃を受け、自分なりに消化していたのだろうか?いやぁ。。民主主義ではアメリカにはかなわんなと思わせる映画であった。

ところで、アメリカに共産党って有ると思います?実は有るんですねぇ。。。こちらをどうぞ。
# by ikeday1 | 2006-05-14 22:21 | 映画

竹島その後

韓国の金ヨンソク・梨花女大学法学部教授が我が国の竹島海洋調査を国際法違反だと決めつけた。

金ヨンソク教授は基本的には正しい。しかしちょっと待って欲しい。
246条には3項以下が有る。これによると、「専ら、平和的目的で、かつ、すべての人類の利益のために海洋環境に関する科学的知識を増進加させる目的で実施する海洋の科学的調査の計画については、通常の状況においては、同意を与える。」となっており、沿岸国(この場合は韓国)は認めなければならないのではないか?
金教授よ。我が国の保安庁にだって、国際法の権威はいるのだよ(多分)。そのような国際法違反を堂々とやろうなんて、我が国の官僚が思うわけないだろう!

そもそも、竹島は我が国の領土であるのだから、このような国連海洋法を持ち出すまでもなく、海上保安庁の措置は国際法に違反しているわけもないのだが。。。
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【寄稿】 日本の独島海域調査は国際法違反 (金ヨンソク・梨花女大学法学部教授/国際法)

去る4月18日、日本の海上保安庁所属の測量船2隻が独島周辺水域測量に出発したことで高まった韓日間の緊張は、外務次官同士の合意によって一旦解消された。この事件で日本は、自国の行為に国際法上の問題は無いと主張したが。筆者は日本が国際法に違反したと考える。

第一に、もし日本が調査を強行したら、日本は韓日両国が互いに当事国として守らなければならない1982年の国連海洋法条約に違反したことになる。条約第246条2項は、「排他的経済水域(EEZ)内およびと大陸棚上の海洋科学調査は、沿岸国の同意を得て実施する」と規定している。したがって日本が、日本のEEZとの境界が一部未確定である部分があっても我が国のEEZにあたる水域も含まれうる水域で、我が国の同意を得ないで海洋科学調査をすれば、これに違反することになる。

第二以降略

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246条を付記しておく。東京大学東洋文化研究所 田中明彦研究室ウエブページより

第二百四十六条 排他的経済水域及び大陸棚における海洋の科学的的調査

1 沿岸国は、自国の管轄権の行使として、この条約の関連する規定に従って排他的経済水域及び大陸棚における海洋の科学的調査を規制し、許可し及び実施する権利を有する。

2 排他的経済水域及び大陸棚における海洋の科学的調査は、沿岸国の同意を得て実施する。

3 沿岸国は、自国の排他的経済水域又は大陸棚において他の国又は権限のある国際機関が、この条約に従って、専ら、平和的目的で、かつ、すべての人類の利益のために海洋環境に関する科学的知識を増進加させる目的で実施する海洋の科学的調査の計画については、通常の状況においては、同意を与える。このため、沿岸国は、同意が不当に遅滞し又は拒否されないことを確保するための規則及び手続を定める。

4 3の規定の適用上、沿岸国と調査を実施する国との間に外交関係がない場合にも、通常の状況が存在するものとすることができる。

5 沿岸国は、他の国又は権限のある国際機関による自国の排他的経済水域又は大陸棚における海洋の科学的調査の計画の実施について、次の場合には、自国の裁量により同意を与えないことができる。


(a) 計画が天然資源(生物であるか非生物であるかを問わない。)の探査及び開発に直接影響を及ぼす場合

(b) 計画が大陸棚の掘削、爆発物の使用又は海洋環境への有害物質の導入を伴う場合

(c) 計画が第六十条及び第八十条に規定する人工島、施設及び構築物の建設、運用又は利用を伴う場合

(d) 第二百四十八条の規定により計画の性質及び目的に関し提供される情報が不正確である場合又は調査を実施する国若しくは権限のある国際機関が前に実施した調査の計画について沿岸国に対する義務を履行していない場合
# by ikeday1 | 2006-05-08 21:36 | 危機管理

NHKネット配信

NHKが保有する巨大な映像アーカイブが遂にネットで配信されるようになるらしい。この報道によると竹中総務大臣が自分の考えを述べたものだが、基本的な考えは「NHKの保有する情報を国民のために再配分する」ということらしい。私はこれまでもNHKの映像アーカイブを公開すべきだとの主張をしている。なぜなら、NHKの映像はそれこそ戦前からこれまで、我が国の近代史を形作るような非常に貴重な我が国の財産だからだ。そのような考え方を竹中大臣がしてくれたことは非常に喜ばしいと思う。

しかぁし!有料配信かよぉ!ちょっとまてよぉ!同じような環境にあるBBCでさえ、イギリス国内に対しては無料での配信だぞ!NHKは我が国の法律で規定された、「納めなくてはならない視聴料」で経営しているんだぜ!その視聴料って実質的に税金と何が違うの?もっと言えば、税金のような視聴料で作ったものって、視聴者の財産なんじゃないの?首相官邸が作った映像なんか無料で配信してるじゃん!税金で作ったからだろ?NHKの所有する映像と官邸が作った映像のどこが違うの?NHKは著作権の問題だとか言うのだろうが、NHKの職員として映像を作って、その報酬を税金のような視聴料からもらっている職員の誰が著作権を主張するんだ?もし、主張する者がいるのなら公開せいよ!ブログで散々叩いてやるぜ!NHKの映像アーカイブは視聴者に対して無料で公開すべき!声を高らかに主張したい!
# by ikeday1 | 2006-05-06 21:33 | 日頃の思い