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非難決議採択

北朝鮮非難決議が国連安全保障理事会で決議した。結果から言うと、中国の勝ちである。先日私は孤立する中国と尻馬に乗る韓国という論旨のエントリーを書いたが、一夜明けてみると、中国の政治力が勝った現実に直面した。うまく行かないものである。麻生外務大臣などは「(北朝鮮への制裁決議と)拘束力は変わらない」などと言っているが、この問題は、日米をはじめとする安保理13カ国が中国とロシアの政治力に屈服した事を表している。情けない限りである。

安保理で採択された決議はこのとおりであり、その中には北朝鮮の6カ国協議への即時復帰とミサイル発射の凍結が要求されている。国連憲章7章の記述がなくなった時点で、この要求は努力ベースとなり、いつまでにやらなければならないという期限は明記されていない。しかし、中国の方針を大々的に受け入れている決議であるので、この通り北朝鮮が行動しない限り、この責任が中国にのしかかってくるのは間違いない。中国の積極的な働きかけに期待するしかないだろう。

それにしても、米国の政治力も衰退したものだ。我が国の発言力も高まったと見ていたのだが、中国一国にしてやられた。国際的な発言力はここまで差がついてしまったのだろうか?これでは常任理事国などになれるわけがない。もう一度出直しだ。
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by ikeday1 | 2006-07-16 13:40 | 危機管理

ミサイル制裁

国連安保理における北朝鮮への制裁決議の行方が不透明だ。この件で面白いのはやはり中国の動きだろう。日米が北がミサイルを撃ちそうだと騒いでいた頃から、中国は北朝鮮に対し「撃ったらいかんで」と言ってきたに違いない。なぜなら、6カ国協議ではミサイル発射凍結を約束した北朝鮮は中国の同盟国であり、6カ国協議の議長国は中国であるからだ。中国はこのミサイル発射でメンツをつぶされただけではなく、その政治力や国際的な倫理性を大きく問われる結果となった。そこで、他の安保理常任理事国であるロシアにお伺いを立てた。

ロシアは、ヨーロッパでNATOが勢力を伸ばし、旧ソ連に属していた国々をNATO内に取り込まれるなど、ロシアに取ってみれば危機感を感じる醸成となっている。だから、アジアで中国と仲良くしたいわけである。で、中国から誘われたから一緒にやってみるかと思ったのだが、ロシアが議長国でサミットが有るし、この件であまり中国と組むと、ロシアも北朝鮮の仲間だと思われるのが嫌になってきたようでも有る。

さて、この制裁決議は中国が北朝鮮の説得に当たる時間を考慮して、採決を引き延ばした。しかし、北朝鮮は中国の言う事を聞かないようだ。だとすると、中国はなぜ北朝鮮の仲間だと思われるような行動をとるのだろうか?所詮は、同じ共産主義国なので、悪い事は一緒にやろうという意識なのか?

孤立化しつつ有る中国を応援する国が有る。韓国だ。日米が提出した制裁決議を否定し、中国が拒否権を発動する事を期待するそうだ。ある調査によると韓国の半数以上は制裁決議に賛成らしい。また、ノムヒョン大統領が間違っていると思っているのは60%以上であるらしい。ノムヒョンは事も有ろうに日本を非難している。日本はばか騒ぎし過ぎだと言っているらしい。しかし、非難の先は北朝鮮ではないのか?こうなる事が分かっているから、日本は制裁決議案を作る時に韓国を一切無視した。勿論米国も何も言っていない。韓国は生き残れるのだろうか?

北朝鮮制裁決議案は様々な政治的思惑をはらみながら、近々安全保障理事会で採決される。どうなるのか。。。楽しみな事である。
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by ikeday1 | 2006-07-15 22:53 | 危機管理