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いろいろなんでも


by ikeday1
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アップルさんいらっしゃ〜い!

音楽配信とiPodについてBenliさんが面白い記事を書いている。アップル社iTunesの音楽配信システムが日本でも取り入れられた場合、音楽業界やJASRACが損をするか否かという議論だ。結論から言うと損はしないという事なのだが、それならなぜアップルの音楽配信システムが日本に参入できないのだろうか?それは、外国曲だろうな。アップルの日本参入が実現したら、外国曲、特にアメリカのアーティストの音楽はアメリカのサーバーからのダウンロードとなり、アメリカ企業に金が落ちる事になる。CDの販売では日本のレコード会社が再販する事により、アメリカ側にいくらかの金が渡ることになっても、ある程度の上がりをかすめる事ができたものが、収入ゼロになってしまうのが怖いのだろう。アップルが日本に参入する際にはここらへんのシステムを日本側のレコード関連企業に有利に調整できなければ、やはり無理だろうな。

で、日本の企業はなかなかうんと言わないだろうから、ここまで参入が遅れているのが実態だと思う。そもそも、レコードやCDの上がりは主としてアーティストに行くのが真っ当なのに、Benliさんの記事では,アーティストが受け取る金額に対して著作権料が6倍、レコード会社の上がりは43倍にもなっている。これって正しいのかなぁ?アーティストが自分のサイトを立てて、自分の音楽をネット配信した場合、レコーディングやサーバーの維持費なんかを除いてもそうとうの収入があるんじゃないか?既にメジャーなアーティストはプログラマーや様々な面倒を見る人を雇って、こういうサービスをすれば、次の創作に使える金が多くなり、より良い環境で活動できるような気がする。そんなアーティストが出て来ないかなぁ?CCCDなんて卑怯な手段で違法コピーを減らそうとする、動脈硬化に陥ったメジャーなレコード業界に反旗を翻すような反骨精神豊かな人たちがいたら、きっと応援すると思う。そもそも、ロックンローラーやラッパーってそういう資質じゃないの?
by ikeday1 | 2005-02-07 18:01 | 音楽