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いろいろなんでも


by ikeday1
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ああ。。海上保安庁

ああ。。海上保安庁_b0050317_8545775.jpg海上保安庁の保安官達はどう考えているのだろうか?韓国の海賊船は我が国の漁業資源を盗み、摘発されたとなると海上保安官を2名拉致して、逃走。あげくの果てに一名を海に突き落として、韓国海軍の巡視艦に助けを求めた。我が国の排他的経済海域で起こった事件であり、日本側に捜査権があるのは当然である。こうした事件に対して政府はいかにも及び腰で、船長の身柄を拘束することもできずに、返すことになった。

哀れなのは身を張って頑張った海上保安庁の保安官である。仲間を拉致されて、海に突き落とされ、その犯罪の責任者を自ら逮捕することができない。明らかに相手に非があってもそれを見逃すように指示が出る。何とも哀れだ。波のある海の上で得体の知れない船に乗り込み、捜査を行う。これには相当の勇気と体力が必要である。相手は武装しているかもしれないし、どんな危険があるやも知れない。そんな過酷な任務をあえて遂行しようとする彼らは称賛に値する。このような過酷な任務を生成を実施するために必要なのは、部隊のモラルなのだと聞く。すなわち、上官の命令に対して身の危険を顧みず、それを遂行できる部隊の規律が必要なのであろう。それには上司(船長?)が部下の保安官達から尊敬され、「この人も命令なら」と思わせる指揮が行わなければならない。そのために厳しい訓練を連日行い、鉄壁のチームワークを構築し、信賞必罰を厳格に実施する。そんな彼らの士気を大いにくじくような事件だ。

海賊船船長を韓国に帰せば、好きなことを言い出す。「保安官に暴行を受けた。」、「船に対する破壊活動が行われた。」、「愛国無罪だ。」などと事実に反した国際的に通用しない言い訳を始める。事実、海賊船に乗り込んだ保安官を暴行の疑いで提訴する動きが韓国内に出てきている。こういった動きの中、海上保安庁は中韓との国境を警備する厳しい任務を与えられた保安官達の士気をどのように構築するのであろうか?海保の長官は政府に抗議するために辞任はしないのか?

海上保安庁。。何とも哀れな組織である。
by ikeday1 | 2005-06-04 08:55 | 危機管理