さらば台湾!
2005年 06月 21日
台湾が尖閣周辺海域にフリゲート艦を派遣した。日本と台湾が主張している経済水域は見事に重なっており、台湾に取っては自らの経済水域内での漁が、日本からすれば、海賊行為となる。当然、海上保安庁は入ってきた台湾漁船を拿捕して、罰金を取ることとなる。尖閣諸島を固有の領土と主張して、実効支配している我が国としては当然の行為である。しかし、台湾はこの領域に明確な砲艦外交を展開した。台湾は「視察目的であり、日本を刺激するつもりはない。」と主張しているが、明らかに砲艦外交であり、軍艦を派遣した以上、対抗国を刺激するつもりはないなどという言い訳は通用しない。
我が国としては、尖閣の実効支配を強い意志で継続するつもりならば、自衛隊を出さなければならない。相手が軍艦を出したから、こちらは引っ込むというのであれば、実効支配とは言えないからだ。
しかし、台湾は中国への帰属を追求するようになったのか?日本はアメリカとともに、中国の台湾に対する武力攻撃を共通の懸念事項と明確に宣言した。台湾に取ってみれば数少ない味方であるはずだ。このように日本に武力のプレゼンスを提示すれば、日本は台湾からはなれてゆく。我が国は中国に気を使って、台湾は中国の一部であるという外交的立場を取り続けているが、内心は台湾に同情的で、台湾の中国からの独立を支援する市民レベルのコンセンサスがある。そういった心情を踏みにじる行為であり、残念である。このような計算は既に尽くした上でのフリゲート艦派遣の判断であろう。台湾は遂に日本やアメリカからはなれ、中国に統一される決心をしたものと考えるべきである。さらば、台湾。我が国はもう助けない!
我が国としては、尖閣の実効支配を強い意志で継続するつもりならば、自衛隊を出さなければならない。相手が軍艦を出したから、こちらは引っ込むというのであれば、実効支配とは言えないからだ。
しかし、台湾は中国への帰属を追求するようになったのか?日本はアメリカとともに、中国の台湾に対する武力攻撃を共通の懸念事項と明確に宣言した。台湾に取ってみれば数少ない味方であるはずだ。このように日本に武力のプレゼンスを提示すれば、日本は台湾からはなれてゆく。我が国は中国に気を使って、台湾は中国の一部であるという外交的立場を取り続けているが、内心は台湾に同情的で、台湾の中国からの独立を支援する市民レベルのコンセンサスがある。そういった心情を踏みにじる行為であり、残念である。このような計算は既に尽くした上でのフリゲート艦派遣の判断であろう。台湾は遂に日本やアメリカからはなれ、中国に統一される決心をしたものと考えるべきである。さらば、台湾。我が国はもう助けない!
by ikeday1
| 2005-06-21 21:40
| 日頃の思い